

S.C.O.P.E工法(=スコープ工法:消火栓間カメラ活用ピグ洗浄工法)とは、既設の消火栓や空気弁下に設置されているボール式補修弁を利用して、超圧縮性のピグを水圧により送り込み水道管内を洗浄する工法です。
不断水管内内視鏡カメラによる事前確認、ピグによる洗浄、そして洗浄後のカメラによる事後調査を行うことにより、より安全で確実な洗浄を行います。
開発元:日本水機調査株式会社
デモ施工映像にて、黄色い球状のPCボールを管に送りこみ、排出されるまでをご覧ください。
「水道用不断水内視鏡装置」「SCOPE工法」及び「漏水調査」についての詳しい資料・お見積り等ご希望の方は、お問い合わせください。
道路下に埋設された水道本管の内部を、カメラで写しだし、調査します。 
既設の消火栓やサドル分水栓から不断水で、カメラを挿入します。→ビデオクリップをご覧ください。(当社デモンストレーション調査映像より抜粋)
この装置を用いることで、断水を行わずに、管路内の状態、濁質の発生、内面腐食状況などがリアルタイムの映像で調査できます。
【 活用例 】
- 水道管路内の濁質原因調査
- 管体・異形管の内面状況把握
- 消火栓等のT字管縦管部の腐食状況調査
- 仕切弁開閉状況の確認
- 工事施工後の検査 等々

路面音聴調査
この調査は、主に配水管系統についての異常の有無を捉えるものですが、全調査を通じて主体となる作業です。
地中で発生する漏水音を表面(路面)を通じて捉えるため下水の流水音や車輌の走行音・電気音・モーター音・その他の雑音など、いろいろな音が地表を通じて一緒に伝わってくる難しさがあり、現場経験の豊富な熟練した技術者で行います。
同時に弁栓音聴調査、戸別音聴調査も実施します。
トレーサー調査
@ヘリウムガス充填
漏水と思われる管路(区間)を仕切り(断水)、分子量が極めて小さなヘリウム(He)ガスを配管内に注入することにより、漏水箇所から噴出したヘリウムガスが地中から地表に向けて拡散移動します。
砂や土粒子の隙間を通過してアスファルトの底面に到着したヘリウムは、地表に向けて水平・垂直方向にアスファルト透過を開始します。
A漏洩調査
アスファルト表面に噴出するヘリウムガスは、漏水地点付近を中心に円形のヘリウム濃度分布を描きながら拡散するため、分布の高濃度中心点をトレーサー式漏水発見器によって探知・発見します。
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